PE’Z

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000099-mai-soci

PE'Z演奏の「大地讃頌」の編曲が気に入らないから売るな、と。
そもそも作曲者の佐藤眞氏が氏の作品の一切の編曲を認めていない、と。

へぇ、編曲を一切認めていない、というのは、法的に「あり」なの??
一方的に氏が言ってるだけなの??

んじゃ、アーティストが曲をカバーしたり編曲したりするには著作権を有している人から必ず許可を得なくちゃいけないの??

著作者側から見れば言ってることは正しいような気もするけど、カバーする側から見れば「じゃぁそんな曲発表するなよ」となるような気もするけど、どうなんでしょうか?

しかし、下記ページを見ると、
http://www.bcamusic.com/sato/sato.html
佐藤眞氏も人の曲を編曲してるんだよね。編曲した楽譜も見れるし。

自分も他人の曲編曲してるくせに、PE'Zに難癖つけるのはありなの??

で、下記ページを見ると、
http://deneb.nime.ac.jp/kihon/ken11.shtml

↓引用開始。

なお、翻訳、編曲、変形、翻案に当たっては、当然、原著作物に改変を加えることになりますが、内面形式にまで変更を及ぼす、著作物の本質に触れるような改変でなければ、同一性保持権の問題は生じないものと考えられます。

↑以上引用終わり。

だそうです。
PE’Zバージョン「大地讃頌」は聴いたことないから、「著作物の本質に触れるような改変」にあたるかどうかは知りませんが。


PE'Zはようやく出てきてくれた若手のインストバンドだから、すごく期待してるんだけどね。

ジャズやフュージョンのカバーっておもしろいと思うんだけどなぁ。
テーマがあって、後はアドリブ合戦。
最後にもう一度テーマに戻って終了。
もう最高。

これこそジャズ、フュージョンの面白さだと思うんだけどな。

ジャズとフュージョンを一緒にするな、と頭の固いジャズ好きに文句いわれそうだけど。

まぁ著作権、特に音楽に関しての著作権の意識は日本では低いしね。
あのJASRACの活動を聞いていてもそう思うし。


ちなみにフュージョン界には「著作物の本質に触れるような改変」にあたるであろう編曲された曲はいっぱいあるね(笑)

でもそれがおもしろいとも思うんだけど。